2022年11月5日更新
11月5日(土)瀬戸内市中央公民館に伺いました!
今年度から始まった「糸あやつり人形づくり体験講座」。
世界に一つだけの人形をつくり、その人形を実際に動かし、人形劇を披露します。
この講座は、瀬戸内市の伝統芸能文化の一つである糸操り人形文化を次世代に伝承し、市民が
誇りを持ちながら心豊かに芸術を楽しめる地域を目指すことを目的に実施されています。
参加者は、小学生から60代までと幅広い世代に渡ります。
全6回講座の最終回は、できあがった人形の糸の調整や操り方、受講生がつくったオリジナル
台本の人形劇の練習。
どの人形もオリジナリティに溢れ、生き生きとしていました。
この講座の受講生は、
「あっという間ですごく楽しい半年間だった。友達ができ、みんなと一緒に学べてよかった。」
「糸操り人形が、すごく考えられてつくられているのがよく分かった。2つ目は、もっと進化し
たものをつくりたい。」
「自分でつくった人形で劇ができるのが嬉しい。」
と、つくる楽しみだけでなく、つくった人形で劇を披露することの喜びも感じていました。
この講座の講師である市内アマチュア人形劇団の方は、
「大人が無邪気に一生懸命、人形を操る様子も糸操り人形の魅力の一つだと思う。」
「1回目から受講生の熱意を感じていた。糸操り人形は難しいけど、すごく前向きに活動していて、
この講座が終わっても、関わり続けてほしい。」
と、糸操り人形の魅力だけではなく、伝統文化の継承についても熱く語ってくれました。
その後、受講生は、11月19日(土)、20日(日)に開催された喜之助人形劇フェスタで人形劇を
披露し、多くの観客の前で堂々と演じ、笑いや驚きを誘ったとのことです。
そして、公演直後には、複数の方が来年度の「糸あやつり人形づくり体験講座」の参加予約をして帰ら
れたそうです。
地域の伝統芸能文化の魅力を発信するところから、地域が盛り上がっていく…ますます魅力を増す瀬戸
内市の糸操り人形の活動から目が離せません!
県公連は、みなさんとともに「地域の『夢』を育む公民館活動」の充実に向けて取り組んでいます。
ぜひ、みなさんの館のおすすめの講座をご紹介ください。